休職のススメ

目次

1. はじめに

ここまでエンジニアらしく資格や技術の話をしてきました。
今日は少しだけ、私の人生の「休息期間」について書いてみたいと思います。

今は前向きに生活していますが、2年ほど前に休職した経験があります。当時は体調的にも辛い時期でしたが今は自分の人生をどう生きるかを考え直す良い機会だったと思うようになりました。

2. 限界のサイン

当時、大きなプロジェクトをようやく終え、運用がスタートしていましたが、構築からの残課題を抱え、顧客担当SEとして重なる責任、予期せぬトラブルや焦りからくるミスが続く日々でした。

「担当」というプレッシャーが、いつの間にか自分自身を追い詰めていました。
気づくと不眠症になり、お風呂に入れない、歯も磨けない、食事も作れないなど身の回りのことすら出来なくなっていました。

葛藤もしましたがこれ以上頑張ったところで結局誰も幸せにはならないと考え、最終的に思い切って休職という決断をしました。

3. 休職

今思えば脳がオーバーヒートして機能しなくなっていた結果、ミスを引き起こし、より自分にプレッシャーをかけるの悪循環だったんだと思います。

3か月間の休職。最初の頃は、布団からなかなか出ることも出来ず、ひたすら眠るだけの毎日でした。とにかく頭と体を休めることに集中しました。

4. 人生とは、そして仕事とは

休職後1か月半が経ったころ、ようやく趣味だったゲームをしたり、映画を観たり、読書をしたりが出来るようになってきました。

そんな中新たな趣味としてメダカと観葉植物を育て始めました。
彼らは手をかけただけそれぞれ違う成長という小さくも大きい達成感を与えてくれました。また、その小さな命に集中することで、少しずつ意識が外に向くようになりました。

自分が本当にやりたいこと、大事にしたいことを大事に出来てなかったなと気付きました。

会社に属する以上、会社への貢献、責任感、努力は必要だと思います。ですが、会社に人生を捧げるために生まれてきたわけではありません。人それぞれの能力や適性、許容範囲があると思います。それぞれが出来る範囲でやれば良いのだと思うようになりました。

生きるためにはお金も必要、守るものもあれば野望もある。だけどそのために身体を犠牲にしては元も子もないですね。

5. 復職後の変化

結果3か月休職を経て復職。それから2年、現在は以前と同じ仕事量をこなしていますが、仕事への向き合い方は全く違います。

  • マインド:仕事は手段でしかない。
  • 働き方:より効率的な仕事。責任は組織に任せる。

労働は義務であり、一日の大半の時間を仕事に費やし、週5日働き、時には休日出勤してでもやらねばならぬ時もあるかもしれませんが仕事はあくまでも自分の人生を実現するための手段です。

責任感が強ければ強いほど自分で何とかしなければと思ってしまうこともあるかもしれませんが、あくまでも組織として、チームとして向き合うべきだと思います。属人的になってしまえば組織にとってもよりデメリットも大きくなります。

業務は効率化し、マニュアル化できるようなものは共有し、自分がやらないといけない状態をなくしました。
効率化し空いた時間はプライベートな時間を増やし、属人化を減らしたことでいつでも仕事を休めるという気楽な気持ちでいられるようになりました。

6. 休むことは「負け」ではない

休む前は「休んだらキャリアが終わる」「周りに迷惑がかかる」……そんな不安を抱えていました。

実際そういう部分はあると思います。無限に働き続けられる人は重宝されるでしょう。
だけど、果たして自分はそういうタイプの人間か?
他人と自分を比べると辛くなります。自分にできるだけで十分だと思うようになりました。

7. まとめ

人生を長い目で捉え、一時的な不安や葛藤もあると思いますが、今だけにフォーカスし、無理をしてまだまだ続く人生を台無しにしてしまっては意味がありません。

年を重ねると衰える部分もあったり、無理がきかなくもなってきます。

時には休むことも仕事のうち、人生には必要なことだと思います。

何事もバランスが大事ですね。

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著者

40代の現役インフラエンジニア。
趣味はメダカと観葉植物。
実務で役立つAI活用術を発信中!

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